手もみ茶とは

手もみ茶とは

手もみ茶とは
機械を使わずに、人の手だけで作り上げるお茶を「手もみ茶」といいます。

手もみ製法“機械を使わず”と言われてもイメージが湧かないかもしれませんが、皆さんが普段口にするお茶はほぼすべて工場の機械で製造したものです。

お茶は畑で収穫した状態ではなく、工場での加工品を出荷する珍しい農作物です。
(農林水産省の品目は「工芸農作物」に分類されます)
お茶畑と普段目にする茶葉のイメージが結びつかないのは、そこに工場での「製茶」という工程が加わるからかもしれません。


 

お茶作りの原点

お茶作りの原点
茶畑で収穫してきたお茶の葉は茶工場の機械で「蒸す」「揉む」「転がす」「乾燥させる」といった工程を経て『荒茶』という一次加工品になります。
ここまでが一般的なお茶農家の仕事です。

さらに、見た目をよくしたり、より保存性を高めるために「仕上げ加工」を行ったり、茶産地や品種、グレード等が異なるお茶をブレンドして、製品としての「お茶」が出来上がります。

皆さんが口にするお茶は、このように多くの機械を使って作られています。



でも、ここで紹介する「手もみ茶」はこれらの機械を使いません。
お茶を製造するための機械が世に登場するずっと前に編み出された昔ながらの方法でお茶を作ります。
 

手もみ茶の作り方

手もみ製法茶畑で丁寧に手摘みしたお茶の芽をせいろで蒸します。
蒸したお茶の葉を焙炉(ほいろ)と呼ばれる加温した台の上で、ほぐす、転がす、こねる、揉むなどの作業を行って少しずつ水分を減らしながら、煎茶に仕上げていきます。

全工程に約5時間を要し、その間ずっと立ち通しで(中腰で!)お茶を揉み続けなければなりません。

しかも、1回の手揉みで製造できるお茶の量はごくわずかで、技術の習得者も少ないため、希少価値が高まっています。


 

手もみ茶の特長

手もみ茶手もみ茶の特長は、なんといってもその形状の美しさ!
機械で製造した茶とは異なり、針のように細長く艶があり、芸術性の高さからも多くの評価を得ています。

そして、手もみ茶は機械によって余計な力を加えられないため、お茶の葉の原型をとどめて製茶されています。
お湯に浮かべた手揉み茶は摘み取った時のお茶の葉の形に戻ります。これは機械揉みのお茶にはない特長です。


 

手もみ茶の味

希少品で芸術性の高い手もみ茶、見た目だけではなく、その味も気になりますよね!
手揉み茶を淹れると、煎液は金色に近い薄い緑色で、普段飲んでいるお茶の色との違いにまず驚きます。
でも、味はその色からはとても想像のつかない濃厚さと深みがあり、口中に広がる香りに衝撃を受けること間違いなし!

伊勢志摩サミット2016年に開催された伊勢志摩サミットでも手もみ製法を実演し、氷出しの手もみ茶を首脳夫人を振る舞ったところ「Wow!!!!」「お茶のエスプレッソ!」と絶賛して頂きました。
さらに、年末のクイズ番組で三重県知事が「伊勢志摩サミットで首脳夫人を驚かせた食材は?」と出題してくださるなど、注目を集めています。


 

中森製茶の「手もみ茶」の取り組み

中森製茶の手もみ中森製茶ではこの「手もみ」技術の習得に注力しており、社長は全国でも数少ない「茶匠」、後継者の中森大は「師範」の資格を取得しています。(全国手揉み茶振興会認定)

「お茶作りの原点」とも言われる「手もみ製法」を極めることは、お茶への理解を深め、機械で作るお茶をより美味しくすることにもつながります。

計器の数値に頼るのではなく、茶葉の手触りで水分量や揉み具合を判断する“職人気質”のお茶作りをすることで、中森製茶ならではの味を生み出しているのです。
(製茶工場で使用している機械は手もみ製法をもとに開発されており、機械製茶は手もみ製法の『機械的翻訳』とも言われています)


伊勢志摩サミットでの手もみ実演また、手もみ茶をきっかけにお茶への興味を広げてもらおうと「お茶の手摘み体験」「お茶の手もみ実演」「お茶作り体験」等のイベントも実施しています。
お茶の奥深さを肌で感じられる機会をお茶農家自ら作り出していきたいです。
それが、昨今のお茶離れ(ペットボトルのお茶は飲むが、急須で淹れるお茶は飲まない)の解消につながるかもしれません。
茶業の明るい未来を目指して、中森製茶は楽しく!「手もみ」に取組んでいきます。


 

手もみ茶に興味を持ったら

こちらのサイトも見てみてください。  → 中森製茶 手もみ茶 サイト
手もみ茶のことをもっと多くの人に知ってもらいたいとの思いで作りました。
今はまだ“さわり”の部分しか紹介できていませんが、ゆくゆくは詳細な製造工程などマニアックな情報も増やしていきたいと思っています。
 

手もみ茶を買うには

てもみ茶中森製茶の手もみ茶は厳選した原料(手摘みの新芽)を必要とし、一度に少量しか作ることのできない希少品です。
大量販売、通年販売はできません。
販売できる手もみ茶があるときだけ、オンラインショップの会員様限定で注文を受け付けます。
(会員様がログインした時にだけ手揉み茶の商品ページが表示されます) また、一度にご購入頂ける商品数はお一人様1点までとさせて頂きます。

販売できる手もみ茶が用意できた時は、会員様向けのメールマガジンにてご案内します。
「手もみ茶」に興味がある方、購入したい方は、まずは中森製茶オンラインショップへの会員登録をお願い致します。