
お茶に、お茶農家に、私たちにできることって何だろう?
模索する中で浮かんだキーワードは「笑顔」でした。
私たちにできること、そして望むことは、お茶を通してみんなが笑顔になること。
具体的には、飲んで頂いた方に笑顔になってもらえるよう安心安全を大前提とした「おいしいお茶」を作ること、そして、単なる飲み物としてだけでなく、お茶ができるまでの過程や作り手の存在を楽しんで頂けるような情報発信、皆さんに新たなお茶の楽しみ方を知って頂くためのご提案 (お茶淹れ教室など)を実施していきます!
皆さんに笑顔になって頂くには、まず私たち自身がお茶を、お茶作りを最高に楽しまなくては!
そんな想いを胸に、私たちはいつも笑顔で取り組んで参ります。

三重県のほぼ中央に位置する度会町(わたらいちょう)に1.5haの茶畑と茶工場があります。
山に囲まれた豊かな自然、お茶を作るのに適した気温と降水量、そして、すぐ目の前を流れるのは日本一の清流「宮川」。
川霧にやさしく包まれたお茶の新芽がすくすくと育ちます。
お茶というと静岡県のイメージが強いかもしれませんが、三重県はお茶の生産量が静岡、鹿児島に次いで全国第3位のお茶処です。
県内で作られたお茶を総称して「伊勢茶」といいます。
ここ度会町は伊勢神宮に最も近いお茶の産地です。
町内には社の屋根を葺く萱の生産地「神宮御萱場」があります。
中森製茶では作ったお茶を伊勢神宮に毎年奉納しています。

中森製茶のお茶の特徴を一言で表すなら「色も味も濃い!」
あんまり教えたくないけれど・・・3煎目まで飲めちゃいます!
丹精込めて育てたお茶の芽を収穫後すぐに自家工場に運び、手もみで培った技術を応用して製茶することで、濃厚な味を引き出します。
お茶の品種は「やぶきた」です。
茶工場での加工は流行の深蒸しにしすぎると味や香りが落ちるので、蒸し度合いに注意して、しっかり揉みこむことを心がけています。
自分たちで作ったお茶だけを販売しています。
中森製茶のお茶はすべて「自園自製」、つまり中森の茶畑産、中森の工場製ということです。
“三重にいる知人の中森が作ったお茶が安くてうまい!”
そうやって選ばれる農家でありたいと思ってます。



- 農林水産大臣賞をはじめ、品評会での入賞多数
- 茶の伝統製法である手もみ技術に精通
- 全国手揉み茶振興会認定 親父→茶匠 息子→師範
- 長男ヨメは(名ばかり)日本茶インストラクター
