私たちの想い

私たちの想い

私たちの想い

中森製茶は「笑顔」をテーマに、美味しいお茶作りに励んでいます。

「一杯のお茶で人を笑顔にする」これが目標です。

お茶農家を続けていくか悩んだ時、今後の経営を考える時、何度も頭に浮かんだ素朴な疑問。
「私たちはなぜお茶を作っているんだろう」

その答えはすぐに出ました。
「自分が作ったお茶を飲んだ人が美味しい!って笑顔になってくれたら最高に嬉しいから」

作ったお茶を直売するようになってからずっと、「おいしい!」という言葉とお客様の“笑顔”がお茶作りの原動力になっています。
だから私たちは“笑顔”をテーマに、お茶作りを“楽しむ”ことに決めました。
だって、飲んでくれた人の笑顔を引き出すには、私たちも笑顔でいる必要があると思ったから。
お茶を美味しくするための工夫、努力はたくさんあります。
でも、それ以上に、「お茶を楽しむ」という私たちのスタンスが美味しさのエッセンスになると考えています。

茶畑の家族

作り手が「普通に作ったお茶」と「飲んだ人の笑顔を想像しながらワクワク楽しんで作ったお茶」
アナタならどちらを飲みたいと思いますか?
後者ならぜひ私たちが作ったお茶を飲んでみてください。

目指すは「飲んだ人を笑顔にできるお茶作り!」
そして、「関わってくれた人を笑顔にできるお茶農家!」です。

だからこそ、私たちはお茶を、お茶作りを、最高に楽しむ人でありたい

私たちは日本一“楽しいお茶農家”を目指しています!

中森製茶の「これまで」と「これから」

以前の中森製茶は生産したお茶を市場に出荷する一般的なお茶農家でした。
自分たちが飲んだり、友人知人に少量をお分けする以外はほぼすべて市場に出荷していたのです。
ところが近年ペットボトル茶の普及の影響もあり、市場価格が大幅に下落し、 現在も茶業は厳しい状況が続いています。
より安全で美味しいお茶作りを目指して日々努力しているのに、それが報われない・・・ このままで良いのだろうか、そんな疑問が湧いてきたのです。

市場に出荷したお茶の多くは、小売店(お茶屋さん)でブレンドされ、小売店のブランドで販売されます。
そうすることで、各産地のお茶の特色を生かしたり、短所を補ったり、より品質の高いお茶を通年、安定的に提供できるという利点があります。
でも私たち農家のこだわりやお茶にかける想いは消費者の方に伝わるのでしょうか。
そんな疑問からスタートして、 私たちは自分たちで作ったお茶を自分たちの手で販売したいと強く思うようになりました。

  • 情熱を注いで作った商品をお客様のもとに直接届けたい
  • 商品と共に「私たちの想い」も受け取ってもらいたい
  • お客様からの反応を肌で感じたい、それを今後の生産に生かしたい
  • お客様との本当の意味での「顔の見える関係」を築きたい

そして、2009年9月、中森製茶の東京でのお茶の販売が始まりました。

マルシェ出店

その頃ブームになりつつあったマルシェ(産直市)での出店、催事での販売、 毎週末三重から東京を車で往復し、販売の経験を積みました。
多くの失敗と学びを得て、今の「お茶で笑顔を届けたい」というスタイルが確立されたのです。

1年間の努力が実り、2010年9月には有楽町駅前の東京交通会館に小さな小さな店を構えることもできました。
畑仕事の関係で、私たちが常駐することはできませんが、販売員をおき、現在も東京での窓口として 年間を通してお客様とつながることができる私たちにとって大切な場所になっています。
(※有楽町店は2020年11月末に閉店しました)

農閑期のイベント出店や催事、有楽町店やオンラインショップでの通年販売を通して お客様に私たちや「伊勢茶」を知ってもらう機会は増えています。
でも、もっともっと多くの方にお茶の、伊勢茶、中森製茶のお茶の魅力を知ってもらいたい!
生活の中に「お茶を飲んでほっとする時間」を取り入れてもらいたい、 なにより、お茶を楽しんでもらいたい!

だから、私たちの挑戦は続きます。

茶娘

作り手だから伝えられること、私たちにしか出来ないことがたくさんあると思います。
お茶と言えば・・・「三重に中森っていう面白いお茶農家がいたよね」と思ってもらえるような、「お茶=楽しい=中森」という印象を残せるような愉快な農家でありたいです。

本気でお茶を作っていれば、産地や気候に左右されるとはいえ 出来上がるお茶の品質はそんなに大きな差はでないはずです。
一般的に家庭で飲まれるお茶という意味で、例えば100g 1,000円のお茶を買ったときに こちらは飛び抜けて美味しくて、こちらはまずくて飲めない、というようなことはないと思うのです。
(産地や品種、栽培方法などお客様の嗜好が関わる部分もありますが)
であれば、同じぐらいの品質(味)のお茶があったときに せっかく飲むなら「中森のお茶」を飲みたい、 そう思ってもらえるような、作り手の顔が思い浮かぶような お茶作り、お茶の販売をしていき たいと思っています。

こんな私たちですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします! 

中森製茶の経営理念

  • お茶をきっかけとした「笑顔のある空間・時間」の創出を目指す
  • 生産者自らが笑顔になることで地域を元気にし、後継者を創出する
  • 茶業振興(後継者育成、茶園の廃業・放棄地対策)に貢献する
  • 茶の伝統製法である「手もみ技術」の伝承・後継者育成に努める
  • 茶の魅力を発信することで、関心を高め、愛飲者を増やす 

中森製茶の経営方針

  • 飲んで頂いた方に笑顔になってもらえるよう安全安心を大前提とした「美味しいお茶」を作る
  • 心を込めて作ったお茶はその想いも一緒に自分たちの手で販売する
  • お茶ができるまでの過程や作り手の存在を楽しんで頂けるような情報発信や提案をする
  • 茶業や地域を「笑顔」で元気にする
  • 農業(茶業)を子供たちが自信を持って続けられる職業にする

私たちが作ったお茶が「笑顔を繋ぐアイテム」となることを願って・・・

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